堆肥を選ぶ際の注意点として、未熟な物は使わないほうがいい理由。そもそも未熟ってなに?と思う方は必見

堆肥・・と言われても、野菜作りの経験が浅い人は???ってなりますよね
堆肥=土壌改良に使われる肥えた土と考えてください

稲わらなどの有機物を時間をかけて十分に腐らせたものです

この堆肥は土の中の空気や水分を維持するだけでなく
もともと堆肥に含まれる栄養分を野菜に供給するという
非常にありがたい能力を持っています

前回の記事で伝えた、良い土作りに堆肥を混ぜるというのは
このような土壌改良効果に役立つからなんですね
水はけの良い土づくりのポイント

この堆肥は一箇所に集中しないように
畑全面にばら撒いてなじませまる必要があります

じゃないと、色々偏りますからね(笑)

堆肥は未熟な物を使ってはいけない理由

稲わらなどの有機肥料は微生物(バクテリア)などが分解することで
野菜に栄養素として吸収されるのですが

そのバクテリアの分解の過程で発生するガスが有害なものなんですね
つまり、臭いのする肥料や堆肥というのは完熟ではなく未熟な状態で
地中で有毒ガスが発生しやすく、腐らせてしまう可能性を持っているそうです

なので、未熟ではなく完熟で臭いのしない固形の肥料などが良いらしいです
ただ、あえて、臭いのする未熟な肥料を利用する場合もあります

未熟な肥料は温床を作る?

バクテリアの醗酵過程でガスが発生しますが、それは同時に熱を発することになり
この熱を利用して、寒い時期に温床を作って野菜を育てる方法もあるようです

臭い肥料だからダメ!とは一概に言えずに
肥料の状態によっても、適材適所で活躍の場があるものですねw

ただ、普通に家庭菜園レベルでやるのであれば
固形の完熟肥料(臭いのしないもの)でいいようです