土の状態を数値で調べて適正環境に野菜を植えるためにPH(ペーハー)を調べよう
農業指導研修に行ったからこそ初めて意識したpH(ペーハー)
農業指導研修についてはこちら

どうやらプロの農家さんは好適pHというのをしっかりと調査してるらしい

pH(ペーハー)ってなに?

pH(potential Hydrogen, power of Hydrogenの略)
読み方は英語だとピーエイチ、ドイツ語だとペーハー
pHは水素イオン濃度の事を言うらしいです

俺的に プフ!w とか適当に覚えてみる(笑)
人前で当たり前のように言ってしまったら恥をかくかもしれんがw

pHは0~14まであり、真ん中の7を中性と考えて
7以下が酸性、7以上がアルカリ性と考えます
数値が高くなれば、アルカリ性が強く、低くなれば酸性が強いです

つまり、野菜を植えるための土の水素イオン濃度の状態・・
簡単に言えば、酸性?アルカリ性?強い?弱い?を調べるのが

野菜作りのpHって覚えとけばばっちりです

適正環境のpHを意識する

日本は温暖で、雨が多く、土中の石灰のカルシウム
苦土などのマグネシウムが流れて、酸性になりやすいようです

一般的に野菜は酸性の強い土地ではうまく育たない・・
というのは聞いた事があると思います
だから最初に消石灰を撒きますよね

これは酸性をアルカリ性の土に変える=pH濃度を変えてる訳です
さて、ここでもうひとつポイントになるのが野菜ごとの適正環境のpHです

好適pH
種類
6.0-7.0 スイートコーン・アスパラガス・ごぼう・ほうれんそう
6.5-7.0 トマト・きゅうり
6.5 大根・にんじん・にんにく・レタス・キャベツ・白菜
5.5-6.5 なす・ブロッコリー
5.5-6.0 カブ・さつまいも・さといも
5.0-5.5 ジャガイモ・スイカ

土壌改良のために消石灰を撒いて酸性をアルカリ性に変える・・
それはpHの値を意図的に7に近づけることになり

これをただ一連の作業として考えて行っていたら
自動的にジャガイモなどの芋環境に適さない状態に変わります

pHって一度濃度が上がれば、意図的に減らすことができないそうです
つまり、作れる野菜が限られてきますね^^;


phを調べる方法

pHを調べるには機械を使うのが一番簡単らしく家庭菜園をしている方に大人気!
ネットで買えば3000円くらいで買えます

具体的な数値を気にして野菜を作る・・
スローライフなイメージの野菜作りですがもはや科学の世界ですよ(笑)