さて、前回は達人の理想的なにんじんの育て方のご紹介でしたが・・実際に、自分の畑で自己流に作っていたにんじん達はその後どうなったのか?

にんじん まびき

まず大きなポイントとして・・我が家では根本的に間違っていたのが種の植えかた

前回の記事の中の画像で紹介した達人の撒き方のように
株間を空けて種を植えるのがどうやら一般的なようです

我が家は無造作に一列に種を撒いちゃいました
でも、それなら、一斉に密集してわっさと出てくる・・と思いますよね

ところがどっこい(;´Д`)

雨に叩かれた地面は硬くなり、出てくる芽に対してふたになり
そのふたとなった土に陽が当たり、強固な土の岩盤を作り出し

元々弱いにんじんは強固な岩盤を押し上げる事もできず
かろうじて出てきたのはひび割れを利用したものでした

にんじん ひび割れ2

その時点で一度、「ダメだ!」って達人には言われてたんですが
ほっといたら、結構わんさかでてきてるようですw

にんじん 芽が出た

で、ここで試しに間引いてみたら出てきました
我が家では初の土の中から鮮やかなオレンジの物体(*´∀`)

間引き にんじん

ちゃんと人参ができている!という感動が押し寄せると同時に
ぱくっと口に入れてしまいました

間引き にんじん 食べる

多分、まだまだ若い人参だからなのか青臭さもなく、味も甘めで柔らかくおいしかったです
でも、その間引いていく途中で気づいたのがもっと早く間引くべきだった・・・という点

二十日大根でもありましたが、実が密集すると
お互いの栄養を取り合い、なかなか実が大きくなりませんでした

それと同じかと思いきや・・人参の場合、ちょっと違ってたんです
なんと・・融合してしまうんですね(;´Д`)

お互いに実が密着してる部分がくっついて形成されてます
また、密着した部分が裂けてしまい内側がむき出しになって腐ってる事も・・

間引き にんじん 割ける

間引き にんじん 裂ける2

これを防ぐために、【株間10cmをキープさせる】という事
そして、早い段階、つまり、実がつく前の段階で【間引いてしまう】という点が挙げられます

現在は、また新たに植えなおした部分もあるので
今度は早い段階で間引いて、株間をしっかりとあけるように気をつけようと思います