前回、さつまいもの苗を植えた際に注意した点についてちょっとまとめておきます

はじめてさつまいもを植えた時も驚いんですが、芋系なのに、種芋ではなく
茎を一本植えるだけという不思議な育て方です

さつまいも 茎一本

実際、これでちゃんと成長するから不思議・・
でも、昨年は植え方で失敗してしまったんですね

さつまいものダメな植え方

これはダメな植え方の例です

さつまいもはつるから根がでて、地面に根をつけて栄養を吸収するので
茎を縦に植えてしまってはいけないんです

で、これを途中でむりくり地面に這わせるよう土を押しかぶせて作った結果がこちら

なんとかできたさつまいも

写真がぶれて、これがさつまいもだぁ!!的なスピード感がありますが(笑)
ぜんぜん栄養が足りなくてすっごくこぶりにできてしまいました

それでも味はおいしかったのでよかったのですが、今年はちょっと対策を考えてみました

さつまいもの植え方

まるで、風呂につかって半身浴しているようなこの状態(笑)

まず、大きな違いとしてはマルチをかけたという点です
これは、昨年苦労した雑草対策でもあります

さつまいも周辺にどこから飛んできて根付いた?というレベルで
謎の小さな草が大量発生したので、今回はマルチでそれを防ぎます

ただ、これだと、つる根が地面に根つかないのでダメなのでは・・と思ったのですが
ここら辺が野菜作りのテクニックのひとつらしいです

栄養を芋に集中させ、分散させないストレス法

昔、レンタル農地時代に畑の師匠に言われた言葉

水を与えすぎるな、水を自分で探させろ!

水をかけてあげると、根が表面にばかり伸び、地中に根付かなくなり
野菜自体がストレスに弱くなってしまうそうです

上に水がないから、自力で地中の水分を探す過程で
どんどん根が強靭になっていくとの事

また、似たような例で言えば、トマトの脇芽とりや
じゃがいもなどの花が咲く前につぼみをとるなどの作業も

栄養を葉や茎に送るのではなく、実に集中させる狙いでもある訳で
今回、さつまいももつるを成長させるのではなく、根に栄養を集中させる

・・という狙いでこんな感じでやってみようとという試みです

さてさて、うまくいくのやら(/・ω・)/