我が家の家庭菜園で初となる春大根を植えました。夏のじゃがいもを収穫した後、夏~冬で作ってきた大根とはどう違うのか?楽しみです
とう立ち(薹立ち・抽苔)が極めて遅く、低温肥大性があり
抜群に作りやすい春大根・・・って書かれてたのですが(;´・ω・)とうだち?
とう立ち(薹立ち・抽苔)とは?
薹というのは、花をつかせる茎の事で、花茎が伸びる事を薹立ち
もしくは抽苔(ちゅうだい)と呼ぶそうです
野菜の生育段階には2つあるそうです
- 栄養を吸収して自分の体を大きくする栄養成長
- 子孫(種)を残すための生殖成長
とう立ちというのは、生殖成長が始まったサインの事なんですね
つまりは、花が咲き、実が育ち、いずれ子を生む女性的な
そういえば、人間の年齢表現にも「とうがたつ」って言葉がありますね
食用に適する時期を過ぎた=年とったっていう表現は植物からだったんですね
低温肥大性とは?
低温肥大性について調べてみても、そんなもん読んで字のごとくじゃい!・・というくらい
まったくネット上に専門の解説がなかったので自己解釈します
気温が低いほど、大きくなるって事かな?(そのまんま)
似たようなので、低音伸長性というのもあったので
こちらは、気温が低いほど、長く伸びるって事かと(笑)
そんな事を調べながら、植えましたとさ
前回、にんじんを植えた隣の畝にしましたが、この写真じゃよくわからねぇ(笑)
さてさて、我が家はなぜか、大根を植える場所に事前に尿素を蒔きます
深い意味を考えず、レンタル農地時代に畑の師匠から教わったこの作業
一体どんな効果があるのか調べてみました
尿素は成分量の多い窒素肥料(N)の単肥
家庭菜園用の肥料には14-14-14、8-8-8などの記述がありますが
これは、窒素・リン酸・カリウムの配合率を表してます
- 窒素(N)
- リン酸(P)
- カリウム(K)
尿素はその中の窒素肥料で単体の成分として追肥に用いられる事もありますが
元肥えとして、最初から蒔いておくという使い方もできるようです
- 追肥として根が弱っている時やすぐに肥料を利かせたい時に有効
- 水に溶けやすく、葉からも吸収されるので、液肥として葉面散布も有効
ただし、窒素含有量が多い(N=46)ため、過剰に蒔くのは要注意との事
なるほど・・(;´・ω・)やっちまったかな?
俺、手のひらにざらっと持って、花咲じいさん並みに毎回バラっと蒔いてるわ(笑)
でも、毎年このレベルでできてるから深く考えなくても大丈夫じゃね?
大根の植え方と準備について
我が家のやり方はほぼ土づくりで完成で、畝を作って、尿素をばらっと蒔いて、種を植えたら完全放置
あとは葉の成長を見ながら、適度に液肥(万田酵素)をかける感じ
土から盛りっと実が見え始めたら、ちょっとだけ土寄せ
そうすれば勝手に上の写真のように育ってくれます
虫がつかないでの一番楽ですね
品種による違いもあるかもしれないですが、病気とか心配なら
耐病総太り大根という品種が安定していておすすめですよ
夏~冬にかけて、気温が下がる環境に最適化している冬大根と
春~夏にかけて、気温が上がる環境に最適化している春大根と
違う結果になるのか実験もかねて楽しみです